みんなのリハウス

【草加】市がリノベーションを支援!歴史をいつくしみ、新しく生かす街づくり

江戸時代、日光街道で江戸から2つ目の宿場町だった草加。昔から多くの人でにぎわう街です。

草加といえば、ほとんどの人が思い浮かべるのが「草加せんべい」でしょう。今でも駅に降り立つとせんべいを焼く匂いが……してくるかというと、そんなことはなく、約30年前に再開発された駅前には大きな商業ビルが建ち、近代的な雰囲気。

また、最近は古い建物のリノベーションによって、おしゃれな店が続々登場しているそうなのです。歴史ある街・草加の今を知るため、実際に街を歩いてみました。

三井不動産グループの
住まい情報をまとめて検索

三井のすまいモール

三井のすまいモールは、三井不動産グループ各社の住まい情報をまとめて検索できます。「買いたい、借りたい、建てたい」など新たな住まいを求めている人にも、今の住まいを「リフォームしたい」人にも、「売りたい、貸したい、運用したい」といった住まいの活用を考えている人にも、最適な情報をご提供します。

【草加の基本情報】

駅名:東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「草加」
ランドマーク:アコス・宿場町通り(旧日光街道)

■北千住まで10分。特に東京の東側へのアクセス抜群

乗り入れ路線は「東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)」。
路線こそ1本ですが、浅草駅に向かう列車の他に、東京メトロ日比谷線直通と半蔵門線直通の列車があり、乗り換えなしで行ける主要駅が多いのがポイントです。

たとえば、日比谷線直通に乗ると北千住駅まで10分、上野駅まで26分、秋葉原駅まで30分、銀座駅まで43分。半蔵門線直通に乗ると大手町駅まで33分、神保町駅まで42分、表参道駅まで47分、渋谷駅まで54分。都内通勤者に人気なのも納得です。

東口と西口の両方に大きなバスターミナルがあり、東武バス、国際興業バスの他、成田空港や羽田空港行きの空港連絡バスも出ています。

2016年からは、「コミュニティバス」も運行を開始。病院や公民館、公園などにも行きやすいと好評のようです。また、車利用者にとっては「越谷レイクタウン」「IKEA新三郷」「コストコホールセール 新三郷倉庫店」「ららぽーと新三郷」といった大型モールが地理的に近いのも魅力的。

■大型スーパーが充実。野菜の直売所も多く、ふれあいが残る街

東口を出るとまず目に入るのが、商業ビル群の「アコス」

駅前広場や百貨店の「草加マルイ」「イトーヨーカドー草加店」、食料品店や飲食店を中心とした「アコス専門店街」、ホールやギャラリーなどがまとまった商業施設で、ここに行けば生活に必要な用事はひと通り済ませられます。

駅の東側に、南北に100mほど続いているのが、たぬきのマスコットが目印の「草加駅前一番通り商店街」。飲食店や洋服店、酒販店、保育園、クリニック、大型ジム、ディスカウントスーパーの「アコレ 草加住吉店」などが揃っています。シャッター商店街も多いご時世ですが、ここは人通りも多く、住人のにぎわいが残っていました。

もう1本東側は旧日光街道だった宿場町通りで、言わば草加のメインストリート。車も人も多く行き交っており、マンションが多いのもこのあたりです。

商店が並ぶ中に、突如として歴史スポットが現れるのも、宿場町通りの面白さ。丁寧な説明看板が立っているので、読みながら歩けば散歩が何倍も楽しくなりそう!

西口側で生活するとしたら、駅直結の「草加ヴァリエ」が重宝しそう。生鮮食品など食料品店中心の館とファッションの館に分かれています。

西口には、大型駐車場付きの「ダイエー草加店」もあります。建物内に家電量販店の「ノジマ ダイエー草加店」があるのもいいですね。

もう少し西に足を伸ばすと、小さな畑がちらほら目につき始めました。
このあたりでは、農家の方が収穫したての野菜を庭先や直売所で販売しており、草加市産業振興課が毎年「庭先販売マップ」を作成しているほど。採れたて野菜を農家の方から直接買える、そんな温かいふれあいも残っています。

⇒草加駅周辺の物件一覧をみる

■古い建物をリノベーションしたおしゃれなカフェやレストランが続々開店

草加の街を歩いていると、古い建物をリノベーションしたおしゃれなカフェやレストランが多いことに気づきます。

築50余年の空き家を活用して13年前にオープンしたという「カフェ ギャラリー コンバージョン」に入ってみました。ここの名物は分厚いホットケーキだそう。

「ホットケーキを昼ご飯にするってどうなんだろう?」と思ったものの、気になったのでランチメニューの「ほっとけーきランチプレート(サラダ・スープ・ソーセージ付)」とコーヒーをオーダー。

ドーン! 確かにこれはすごい迫力。
上にのっているバターとホイップクリームも甘すぎず、ビンにたっぷり入ったメープルシロップで甘みを調整できるスタイルなので食べやすく、すべて食べ終わるころにはお腹いっぱい。ランチにホットケーキ、全然アリです!

ちなみに、15時以降は犬連れもOK。休日は子ども連れを含め、多くのお客さんでにぎわうようです。
数軒隣には、おしゃれにリノベーションされたコワーキングスペース「TORINO’S(トリノス)」もありました。

他にも、喫茶店を改装した「ecoma coffee(エコマコーヒー)」、築150年の蔵を改装した「蔵カフェ 中屋」、寿司店を改装した「野菜とお酒のバル スバル」、空き家を改装した「洋食屋 a Table(アターブル)」など、雰囲気のよいリノベーション店舗が豊富。その理由のひとつは、「そうかリノベーションまちづくり事業(※)」として、こういった動きを市が支援しているから。歴史ある街だからこそ、建物を大切にする街づくり。応援したいですね!

(※)そうかリノベーションまちづくり事業
まちが抱える課題を解決し地域を再生させる取り組みのひとつ。民間のまちづくり会社が主導で遊休不動産(空き家)をリノベーションして、草加市内での雇用創出・コミュニティの活性化につなげる。詳しくはこちらから

■充実した子育て制度と豊富な公園。家族の暮らしに寄り添う街

草加市は街づくりだけではなく、子育て支援にも積極的。乳幼児医療費助成制度により、15歳年度末(中学校卒業)まで子どもの医療費は無料となっています。

子どもの遊び場所が豊富なのもポイントです。まず駅の西側にある「氷川中公園」
昭和の時代に実際に使われていたSLが展示されており、小学生たちが歓声をあげながら駆け回っていました。隣には草加神社があります。

もうひとつは、駅の東側に流れる綾瀬川や伝右川周辺。
川沿いに歩道がずっと続いているため、子どもや犬とのんびり散歩したり、ジョギングしたりするのにぴったり。

また、街を歩いていて印象的だったのが、道路標識が見やすいように工夫されていること。
こういうところにも、子育てしやすい街づくりへの高い意識を感じました。

⇒草加駅周辺の物件一覧をみる

■東京に近く便利なだけでなく、奥深い魅力があって住むと面白い街!

最後に、子どもが生まれるとともに草加へ移り住んだイラストレーターの新井由木子(あらい ゆきこ)さんにインタビュー。

pelekas book(ペレカスブック)として「カフェ ギャラリー コンバージョン」内に書店を構え、セレクトした本や雑貨を販売する他、独学で草加の歴史を学びオリジナルのイラスト地図を作成するなど、多彩な活動をなされています。

(以下インタビュー。「 」内は新井さんのコメントです)

——草加ってどんな街ですか?
「一般的にはせんべいのイメージが強いと思うけれど、30年ほど前に再開発されて、今はファミリー世帯が多いですね。生活に必要なものがコンパクトにまとまっていて、暮らしやすいです。街にいろんな歴史が詰まっているので、奥深い魅力があって、住んだら面白い街だと思います」

▲pelekas bookに制作室のある「グラスプラス・草加を歩きたくなる地図」。イラストも新井さんが担当。

——街の治安はどうですか?
「少し前まであんまりよくないイメージだったんですが、ここ最近でだいぶよくなった気がします。新しい人や店が増えて、街が元気になったのが大きいんじゃないかな」

——草加は子育てしやすいですか?
「しやすいと思いますよ。給食は給食センターではなく各校で作っているらしくて、おいしいし食器もちゃんと陶器なんです。夏には各地で祭りをやってるし、年始には毎年七福神めぐりのスタンプラリーがあって、子どもとまわると楽しいです」

——よくいくお店は?
「飲食店だと、老舗の『鮨三藤や』や一番通り商店街の小道にある『味人』、駅前の『和伊話云(わいわい)』、よく一緒にイベントもやる『バル・スバル』。ちょっと飲みたいときは西口の『キッチンホサカ』に行きますね。日替わり店長制でいろんな方がお店を担当する『よろずキッチン恵登屋』なんかも面白いです」

——最後に、草加せんべいのおすすめのお店も教えてください
「草加の人にはだいたい、お気に入りの“マイせんべい店“があって(笑)。わが家の場合は『大馬屋(おんまや)』さんですね。他にはせんべいの元祖といわれている『元祖 源兵衛せんべい』さんや、手焼き体験ができる『志免屋』さんなどが有名だと思います。一口に草加せんべいといっても、各店こだわりがあり、味わいが違います。新しく草加に住まれる方には、ぜひ“マイせんべい店“を見つけてほしいですね」

■古いものを大切にしつつ、新しいカルチャーを生み出す、今後ますます面白い街!

東京近郊にベッドタウンはたくさんありますが、ただ便利なだけでなく歴史がある街というのは希少ですよね。

草加は、街自体に雰囲気があって散策していても楽しく、住む価値がさらに高まると感じました。
また、古いものを守りつつ、リノベーションして新しいカルチャーを生み出していく姿勢も素敵です。

都心へのアクセスもよく、駅まわりに便利な商業施設もあり、子育て制度も充実。
街のオリジナリティを大切にしながらスタイリッシュに進化する草加の街は、今後ますます面白くなるのではないでしょうか。特に東京の東側へ通うことが多い方は、草加を「住む街候補リスト」に入れていただくことをおすすめします。

帰りに買った大馬屋のせんべいのおいしさ、忘れられません!

⇒草加駅周辺の物件一覧をみる

ライタープロフィール

山賀沙耶
山賀沙耶(やまが さや)
編集プロダクション、出版社勤務を経て、フリーランスの編集ライターになり、雑誌を中心に書籍やウェブなどの媒体で活動中。自然と動物が好き。旅しながら仕事する生活を理想としつつ、いつも何かに追われている。
Instagram:https://www.instagram.com/jo_saya/

編集:児島宏明
Instagram:https://www.instagram.com/iroakikojima/
ディレクター:らんだ(小嶋悠香)
Twitter:https://twitter.com/0919randa_work

読んで発見
すまいのヒント

読んで楽しい
くらしのコラム

すまいモールの物件検索(売買)

すまいモールの物件検索(賃貸)