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【つくば】子どもに国際感覚と最先端の教育を。移住者が増え続ける研究都市

茨城県つくば市。
JAXA(筑波宇宙センター)など、日本の最新科学の研究機関が集まる学術研究都市です。

市をあげて教育にも力を入れており、平成24年度から市内の全公立小中学校を中高一貫教育にするなど、独自の教育プログラムを採用しています。「高度な教育を市の子ども全員に提供している」国内有数の“教育の街“で、東京をはじめ他県からわざわざ引っ越してくる子育て世帯も多いそう。

また、研究機関や筑波大学にやってくる外国人も多いため、非常にグローバルな都市でもあります。そのため各国の本場の味が楽しめるレストランやおいしいパン屋さんがたくさんあるのだとか。

なんだか他のどの街とも似ていない個性がありそうな街。
日常の様子を見に出かけてみました。

【つくばの基本情報】

駅名:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス「つくば」
ランドマーク:筑波山・筑波大学・JAXA

■秋葉原まで45分!都内への通勤も可能です

つくば駅はつくばエクスプレスの始発・終点駅。快速に乗れば秋葉原まで45分で出ることができます。乗り継ぎをすれば東京駅まで1時間10分。

茨城県というと都心から距離があるようなイメージがありますが、これなら毎日の都内通勤も可能です。この日初めてつくばエクスプレスに乗ったのですが「もう着いたの!?」と驚きました。

駅と住宅街、駅と市役所などを結ぶのは、関東鉄道バスとコミュニティバス「つくバス」。駅のバスターミナルは円状の乗り場に番号が振られていて、とてもわかりやすい!

 

また、バスで東京へ出ることもできます。成田空港への直行バスもあるので出張にも便利です。さらに、つくば中央インターや谷田部インターなどが近いため、都心・千葉方面へ車で出るのも簡単です。

■四方八方に公園・スーパー・公共施設。計算され整備された駅まわり

▲駅にあった周辺案内図。濃い緑は公園

つくばが研究都市として開発されたのは1960年代からのこと。農地を切り開いて一から作られた街とあって、生活に必要な物が効率よく配置された駅まわりになっています。

駅を出て、びっくり。とにかく道路が広いのです!!
土地がゆったりと使われており、高い建物も多くないので、空がとても広く感じられました。晴れた日は特に気持ちがいいですね。

駅に隣接しているのが「つくばクレオスクエア」。複合モール「Q’t(キュート)」と「MOG(モグ)」からなるショッピング施設です。雑貨店のLOFTや多数のアパレルショップが入っているほか、農産物直売スーパー「わくわく広場 つくばクレオスクエアキュート店」も。つくばは農家が多く、スーパーで売られているつくば野菜は新鮮でどれも安いのだそうです。

駅まわりには高架の歩道が各方面に通っているので、車道を歩くことなく各施設間を移動できます。この歩道も十分な幅があって、歩行者と自転車のエリアも分けられているので安心。景観もいいのでジョギングをしている人が多く見られました。

5分ほど歩くと大きなスーパーが見えてきます。こちらは「デイズタウン」。飲食店やお惣菜店、ドラッグストアに加え「西友つくば竹園店」も入っています。つくばは車社会なので、駐車場も広々。多くの人でにぎわっていました。

デイズタウンのなかに、子連れママに大人気のレストランがあるということで伺ってみました。ハワイアンカフェ「つくばパンケーキ 88cafe(ハチハチカフェ)」です。

広い店内は西海岸風のインテリア。開放的なカウンターや、子どもと座れるソファ席などいろんなタイプの席があります。

注文したのは「白身魚のフライとガーリックシュリンプ、ホタテのグラタンのランチセット(1490円)」。大皿に盛られたお料理はすごいボリューム!

ランチセットには、お店の看板メニューでもあるリコッタマスカルポーネパンケーキが1枚ついてきます。注文を受けてから焼き上げるのでホカホカでフワフワ。さらに選べるドリンクもついてこのお値段はすごい!
違うメニューを頼んでシェアしながら食べている女性のお客さんが多かったです。このカフェ、近所にもほしい……!

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◼自然豊かな公園と知的好奇心を刺激する施設がたくさん!

つくばの街並みはきれいで近代的ですが、自然も豊富。歩道のまわりに木が多く、大きな公園もたくさんあります。

駅の南にある「洞峰公園(どうほうこうえん)」は洞峰沼を中心にウォーキングコースやアスレチックなどが用意された広い公園。

沼には様々な種類の野鳥も暮らしており、その姿を間近で見ることができます。
また、研究学園都市というだけあって、最先端の技術に触れることができたり、知的好奇心をくすぐるようなユニークな施設もあちこちに点在しています。

最新の宇宙研究について学ぶなら、JAXAの研究のあゆみが見られる筑波宇宙センター展示館「スペースドーム」へ。人工衛星やロケットについての解説など、興味深い展示を見ることができます。しかも入場無料!

街の北側にあるのは、大きなロケットが目印の「つくばエキスポセンター」。「身近な科学に親しみを持ってもらえるように」と開設された施設で、遊びながら最新科学に触れられます。世界最大級のプラネタリウムもあるので休日のお出かけにぴったりです。

 

◼世界中のおいしいパン文化が根付いた“パンの街“

つくばは研究機関の多い土地柄ということもあり住んでいる人の国際色も豊か。街を歩けば多くの外国の方とすれ違い、その国籍も様々です。

そんなグローバルな土地柄のため、世界各国のパン文化がそのまま入ってきているようで、つくばはパンの街としても有名。おいしいと評判のパン屋さんがあちこちにあるのです。

そのなかのひとつ、開業20年の「ル・パン・グリグリ」へ。

かわいいカフェのような店内にはおいしそうなパンが。訪問したのはもう夕方でしたが、パンを取り置きしているお客さんも多く、絶えず人が訪れていました。

クロワッサンなどのフランスのパン、ドイツのハード系のパン、和風の惣菜パンなど、お店によって得意なパンが違うのでお気に入りのお店を探すのも楽しそうです。

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■ 「子どもに『勉強しなさい!』と言う必要がない街です」

つくば市は教育政策について、「教育日本一」というスローガンを掲げている街でもあります。最後に、実際につくばで子育てをしているお母さんに教育について聞いてみました。

お話を聞いたのは邑田みさき(むらた みさき)さん。夫であり、画家・アーティストである「アリカワコウヘイ!」さんをはじめ、アーティストの作品を集めたギャラリー「MBG arts tsukuba」を統括されています。2年前に山梨県からつくばに家族で引っ越してきました。

お子さんは小学生2人、保育園1人の3人兄弟。つくば市の教育制度には驚くところがたくさんあったそうです。

(以下、インタビュー。「 」内は邑田さんのコメント)

——つくばに引っ越しを決めた理由はなんですか?
「私も夫も出張がとても多い仕事なので、交通の便のよさで決めました。高速道路を使いやすい立地と、空港へのアクセスがいいんです。茨城空港・成田空港にはどちらも1時間くらいですし、羽田も近いです」

——実際に引っ越してきて、街の魅力はどんなところだと思いますか?
「道が広くて明るいところと、風通しがいいところですね。あと、つくばは多くの人が移住者で、しかも若いファミリーが多いので、引っ越してきてすぐに馴染むことができました

——教育にすごく力を入れている街だと聞いているのですが、それを感じることはありますか?
「幼稚園・保育園でいうと、園によっていろんな取り組みがあるのですが、今通っている園では退園後に園内で習い事ができるんです。体育のプロが体操を教えてくれたり、外国人の先生が英語を教えてくれたり。この前は、保育園のお散歩の行き先が本物の研究所でした。植物研究所でパイナップルの苗をもらってきて庭に植えている子どもの姿を見て、『自分から興味を持って取り組むことが本当の勉強だなぁ』と思いましたね」

——そういう学びに自然に触れられるのはいいですね
「そうなんです。小学校でいうと、つくば市の学校は公立学校もすべて小中一貫校で、9年間の教育プログラムになってるんです。これも学校によりますが、タブレットで授業をしたり、最先端の実験をするような学校もあるんですよ」

▲たとえば、小中一貫教校のさきがけ「つくば市立春日学園義務教育学校」では、パナソニックやマイクロソフトなどからの協力を得て、情報通信分野への教育に力を入れている

——すごい。本当に教育に力を入れている街なんですね!
「東京にはもっとレベルの高い学校はあると思います。それでも、本当なら私立に入れないと受けられないような教育を、つくばなら公立学校でも受けられることがすごいですよね。子どももすごく学校が楽しいみたいで、目をキラキラさせながら今日やったことを教えてくれるんですよ」

◼日本中にここだけしかない、最先端の街

つくばを歩いてみて思ったのが、「自分がこれまで見てきた日本のどの街とも似ていない」ということです。

近代的な建物と豊かな自然のバランス、たくさんの国籍の人が行き交うグローバルでアカデミックな雰囲気、街のあちこちに転がっている知的好奇心をくすぐる様々なもの。

▲ロボットとすれ違う街、ほかにありますか?

茨城県のなかで、唯一人口を伸ばし続けているのがつくば市で、さらに急ピッチで学校が作られているようです。どんどん若い世代が増えており、つくばの街はさらに時代の最先端を突き進んでいきそうです。

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ライタープロフィール

宮島麻衣
宮島麻衣(みやじま まい)
雑誌出版社に勤務したのち、ふらりとタイのバンコクに数年暮らし最近帰国。人生において「自分で住む場所を決められる」自由をすごく大切に思っていて、いつも次の理想の住みかを探しながら歩いています。
Twitter:https://twitter.com/miyajimai517

編集:児島宏明
Instagram:https://www.instagram.com/iroakikojima/

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