三井のすまいモール

築90年の日本家屋をリフォーム。オン・オフを明確に切り替えた二拠点生活

現代のIT環境をフル活用するお二人のワークスタイル

Sさんご夫婦がリフォームしたのは、京都市の西エリアにあり、嵐山や太秦などの観光名所に近い嵯峨野のご自宅。おおよそ築90年の伝統的な造りの日本家屋を、開放的な空間へと生まれ変わらせました。

リフォームされた伝統的な造りの日本家屋

リフォームした京都の一戸建てとは別に、名古屋にもマンションを所有し、二拠点を行き来する生活を送っているSさんご夫婦。奥様は名古屋にある大学で教鞭を執っており、コロナ禍にある現在はゼミなど対面の授業があるときのみ名古屋に移動、それ以外の授業はリモートで行っているそうです。

以前はご主人と同じ会社に勤め、より知識を深めるために大学で教える道を選んだという奥様

ご主人はエンジニアとして長らく勤め上げた会社を昨年で退職。現在は会社員時代に身に付けた語学力を活かして、海外の学生にリモートで日本語を教える活動をしています。

エンジニアとして長年、海外で活躍されてきたご主人。現在、ミャンマーにある大学3校で、リモートによる日本語授業を受け持っているそう

パズルのピースがピッタリはまったときの快感

住まいをリフォームしたのは7年前のこと。この家はもともと奥様のご実家で、かつては三世帯が居住、ご両親が東京に引っ越してからはお祖母様が暮らしていました。ご主人の職場がここから近かったことから、お祖母様と一緒にSさんご夫婦が住んでいたこともありました。しかし、お祖母様が亡くなってからはしばらく空き家に。

大規模なリフォームでも、趣きを残すために敢えてほとんど手を加えなかった和室。畳の下にはお茶をたてるための炉壇がある

「自分が幼い頃から暮らしたとても愛着のある家だったので、なんとしてもここでずっとすごしたい、という強い思いがありました。京都は私自身が幼い頃をすごした土地でもあり、主人も落ち着いた雰囲気をとても気に入っています。ここを生活の拠点にできたら良いな、と以前から思っていました」と今の生活を決断した経緯を奥様はそう語ります。

ただ、天井が低くて壁が多い、かつての間取りは、お二人の現代的なライフスタイルに合っていません。また、2階の床は家具の重みで傾いており、水回りも傷んでいる箇所があるなど、大規模な修繕も必要でした。そのため、間取りの変更と修繕を同時に行う決心をしたのです。

お二人で膨大な数のリフォーム案を検討し、1階部分はご夫婦がすごす開放的な空間に、2階をゲストルームにする大胆なプランを立てました。

家を支える柱を残しながら、壁や襖を取り去って開放的な空間となった1階部分

三井のリフォームのリフォームプランナーさんと打ち合わせを重ねた末、最終的に採用されたのは、かつてキッチンの横にあったバスルームを移設し、さらにダイニングの壁を取り去って大きなLDKを実現する間取りでした。外壁の位置は変えずに、間取りを大きく変える難しさ、楽しさを奥様はこう語ります。

「新たにウォークインクローゼットを設けること、それを寝室やバスルーム、洗面台と組み合わせて、いかにスムーズな生活動線を作るか 、が課題でした。検討段階ではいくつかのリフォーム会社に相談していましたが、最も誠実で熱心に対応してくれたのが三井のリフォームだったのです。私が名古屋に行く度、三井のリフォームに通ってフロアプランを検討。最終的にパズルのピースがぴたっと合ったような間取りが思いついたときには、担当者の皆さんと思わず拍手したものです」

こだわりの調度品で空間を緩やかに分割

そうしてリフォームが完成した住まいは、まさしく以前とは見違える印象になりました。

玄関を入り、応接間の横を抜けると、広く開放的なリビングダイニングとキッチンスペースが広がります。1階部分は圧迫感のあった天井板を取り去り、昔ながらの梁をあえて見せる演出に。天井を白色とすることで部屋全体に明るさをもたらしつつ、モダンな印象を与えることにも成功しました。

天井がなくなったことで、一気に伸びやかな印象となったダイニング。照明も和モダンなスタイルにリフォーム

「リフォーム前の調査時、天井裏にファイバースコープを入れて内部を見てくれたところ、想像していたよりも状態が良かったのです。そのため、梁を上手く活かしたリフォームにできないか、とこちらから提案しました」とご主人。

LDKの手前側玄関寄りの場所は窓際にデスクを置いた明るい作業スペースとなっていて、お二人が並んでリモート会議することもあるのだとか。ダイニングテーブルと作業スペースの間は、リフォーム前と同じように、食器棚で緩やかに空間を仕切っています。雑多なものが見えないようにしつつ、明るさを確保するための工夫。ダイニングのゆったりとした印象が全く損なわれていません。

空間を隔てる役割を担った食器棚は、リフォーム以前から家にあったもの

こうした部屋を広く見せる工夫について、「海外での暮らしが長いと、日本に帰って来たときにどうしても部屋が狭く感じてしまいます。今回のリフォームで間仕切りをあまり入れなかったのは、そうした影響もあるかもしれませんね」とご主人は語ります。

バスルームからウォークインクローゼットを抜け、主寝室へ直線的につながる奥様こだわりの間取りは、朝晩の使い勝手がとても良いそう。主寝室と他の部屋の間もあえて壁や扉で隔てず、ホテルのような伸び伸びした空間づくりを目指しました。

和箪笥などアンティークな家具がセンス良く配置された主寝室

2階は丸々、ゲストルームに。陽当たりが良い部屋の中には和食器や絵画が美しくレイアウトされ、居心地の良い場所になりました。ベッドの他、洗面台とトイレも新たに設けられています。

「海外に赴任していたときに出会った友人が、今でもよく遊びに来るんです。彼らを泊めてあげると、とても喜んでくれますよ。私たちが海外に行ったときには、彼等の自宅や別荘に招いてくれることもあって、持ちつ持たれつの関係が長く続いています」とのこと。

床の間付きの和室から、明るく開放的な洋室へと変わった2階。水まわりも用意され、ゲストが快適にすごせる空間に

思い出の品をインテリアに取り入れて

美しくリフォームされた住まいの中でも特に印象的だったのは、この家で古くから使われてきた調度品や食器、絵画などがインテリアとして巧みに取り入れられていることでした。リビングでパーテーション代わりに配置されていた食器棚は、もともと奥様のご両親が使われていたもの。各部屋の壁には、油彩が趣味だったお父様の作品が数多く飾られています。作り付けの飾り棚に目を移すと、一風変わった棚板がありました。

「これは、リフォーム前の廊下に使われていた床板です。新しく張り替えるので不要になったのですが、捨ててしまうのが忍びなかった。どうにかして活かすことができませんか? とリフォームプランナーさんにリクエストしたところ、棚板や玄関の敷台として再利用してくれました。こちらの希望を見事に叶えてくれて、とても嬉しかったです」とご主人。

住まいや道具への愛着が感じられる素敵なエピソードです。

床板を再利用して作られた棚には、お二人が海外で買い求めたお土産品が飾られている

リフォーム完成後、新たにスタートした二拠点での生活。当初は京都と名古屋、片道2時間の移動が少し負担だったという奥様ですが、身支度をできるだけ少なく、普段の生活もコンパクトにすることで全く苦ではなくなったそう。「都市部にあって買い物などもしやすく、交通の利便性が高い名古屋の住まいは仕事の拠点として、そしてこれからの生涯をすごす京都の住まいは心の拠り所となる拠点として、二つの拠点があることで安心感が得られています」と語ります。ご主人は現在100%リモートワークなので、生活の拠点をミャンマーから京都に移しても全く問題なし、奥様も対面の授業があるときだけ名古屋に移動すれば仕事に支障はありません。

ここに来てからは、毎朝ご夫婦そろって散歩に出かけるのが習慣になりました。
「嵯峨野は歩いて行ける場所に古いお寺や観光名所がたくさんあります。若い頃はあまりにも身近すぎて関心をもっていなかったのですが、最近改めてこの地域が持つ魅力に気付かされました。人が少ない早朝に出掛けると、いつもとは違った景色に見えることがあるんですよ」と奥様。

静寂な環境の中でオンとオフの時間を上手に切り替えることができるようになり、以前にも増して充実した毎日を過ごせるようになったそうです。時間が止まったような感覚を覚える、そんな素敵な住まいとSさんご夫婦でした。

リフォームの話を伺う中にも、息がぴったり合った仲むつまじい様子が伝わるSさんご夫婦

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