熱中症対策にも! 5つの工夫で節電しながら涼しさを感じよう

いよいよ本格的な夏到来! 気温が高くなるにつれ、どうしてもエアコンに頼る生活を送りがちですよね。でも実は、暑い夏を快適に過ごすために、住まいでできる工夫がいくつもあります。また、この時季に怖いのが「熱中症」。とくに寝ているうちに生じる「夜間熱中症」は、症状に気づきにくいので事前の対策が重要です。

今回は、「住まいの先輩」に寄せられた声を紹介しながら、エアコンに頼らずに涼しく過ごす工夫や夜間熱中症への対策をご紹介します。

1.窓を開けて、風を通す

幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス (106Pt TYPE)

「窓を二カ所以上開けてサーキュレーターを回しておくと割と涼しく感じるので、今のところエアコンの使用回数も少ないです」

「風向きを考慮しつつ、部屋の窓を少しずつ開けます。コードレス扇風機をキッチンに持っていったり、お風呂あがりに使ったり、食事中は食卓の下に弱風を入れるといい感じです」

パークホームズ吉祥寺北グランヴィラ (T73BR Type)

ただ窓を開けるのではなく、風向きも考慮しながら開ける窓を変えることも大切なのですね。このほか、帰宅後すぐに窓を開けて、室内にこもった空気を循環させる、個室のドアもすべて開けるなどといった工夫の仕方も。ちなみに、風が入る窓が大きく、出るほうの窓が小さいと部屋の中を通る風にスピードが出て、涼しさが増すのだとか。扇風機やサーキュレーターを使えば、より効率的に空気を循環させることができますね。

夜間熱中症対策にも換気が大事。昼間のうちに上昇した室温を下げるために、寝る前には窓を開けて空気を循環させておきましょう。

2.グリーンカーテンを作る

「緑のカーテンを育てて見た目にも涼しくなるようにしています。今年はパッションフルーツの苗を用意し育てていますが、緑の葉に風が当たるのを見ているだけでも、涼しく感じられます」

「緑の多い植物をベランダの窓際に並べます。そしてブタの蚊取り線香をたき、香りの涼しさ爽やかさも演出。最後に氷を入れたじょうろをベランダに置き、ときどき打ち水のように撒きます。それだけでも五感から感じる涼しさで気分が落ち着きます」

日陰より木陰のほうが涼しく感じるのは、植物の葉から水分が蒸散されることで周囲の温度が下がるため。同じように家の窓際でつる性の植物をカーテンのように育てることで、見た目はもちろん、日光を遮ったり植物の間を通り抜ける風が冷やされたりすることで、家の中でも快適に過ごすことができます。咲いた花を見て楽しんだり、成った実を収穫して食べれば、植物を育てる楽しみを学ぶこともできますし、お子さんの食育にも役立ちますね。

暑さや省エネ対策に有効だと注目されている「グリーンカーテン」。「みんなの住まい」では手軽に作る方法をご紹介しています。コチラの記事をチェックしてくださいね。

3.庭やベランダに打ち水をする

パークシティ柏の葉キャンパス サウスフロント サウスレジデンス (F1type(model room plan))

「海岸から近い我が家では朝夕は風もあり、ベランダに打ち水でもすれば結構涼しいです」

「ベランダに打ち水をし、ついでに窓や壁にも水をかけます。そして部屋の窓を風が通るように開け放します。これだけで夕方涼しく過ごせます」

江戸時代から暑い夏を乗り切る知恵の1つとして、庶民の間に浸透していた打ち水。毎年高い気温を記録することで知られる埼玉県越谷市では、駅前で打ち水のイベントを実施したところ、最大で約1.6℃も気温が下がったのだとか。地面のアスファルトにだけでなく、マンションのベランダやバルコニーに打ち水をするのも効果的。窓から室内に入ってくる空気の温度を下げることができます。水を撒く場所は、日向でも日陰でも効果があるのだとか。日差しが強いとすぐに水が蒸発してしまうため、午前中や夕方など、比較的涼しいうちに打ち水をするのがポイントです。

※打ち水をする際は、近隣に迷惑がかからないよう、許可を得てから行ないましょう。

4.すだれやよしずを吊るす

「夏になると南側の窓によしずをおろします。窓は全部開け放ち、クローゼットを開けて、風を通します」

「窓にはカーテンの代わりにすだれにして、日光を遮り風通りを良くします」

細く割った竹で作られ、家の軒などに吊るして使う「すだれ」と、2~3メートルほどの葦(あし)をシュロ糸で結びつなげて作られたものを壁などに立てかけて使う「よしず」。どちらも遮光しながらきちんと風を通すだけでなく、ストロー状になった素材が空気の層を作り、熱を通しにくくするため、カーテンやブラインドよりも涼しく感じます。さらに「よしず」は、水をかけると水分を吸収し、2~3℃程涼しく感じられるのだとか。自然素材ならではの使い方ですね。

5.熱中症予防には保冷剤で体温を下げる・水分を補給する

熱中症の原因となるのは温度と湿度。予防するには室温28度以下・湿度50~60%程度に保つことが好ましいといわれています。これまでに紹介した工夫で昼間の室温上昇を最小限にしておけば、寝るとき必要以上にエアコンで部屋を冷やす必要もなくなります。

入浴後など体温が高くなっている場合は、寝る前に体温を下げておくことも大事。保冷剤をタオルで包んで脇の下や太ももの付け根など、太い血管が通っているところを冷やすと体温が下がりやすいそうです。

また、人は寝ている間にペットボトル1本分の汗をかくともいわれており、水分補給も欠かせません。夜中にトイレで起きたくないからといって避けずに、寝る前に必ずコップ1杯の水を飲むように心がけましょう。このとき、常温のほうが体に負担をかけないですみます。なお、お茶は利尿作用があるため就寝前の水分補給にはおすすめしません。

さまざまな知恵や工夫を活かして、夏を快適に過ごそう!

ご紹介したアイデア以外にも、家の中ではできるだけ薄着で過ごす、足湯ならぬ足水(冷たい水に足を浸ける)などの方法も。日中は思い切ってお料理をサボって発熱量を下げる、というユニークな意見もありました。冷房を使わなくても、昔の人の知恵や自然のものを使って、“涼”を感じることができるのですね。皆さんも昼夜問わず熱中症にならないよう水分をこまめにとりながら、ご紹介したアイデアを上手に活用して暑い夏を快適に過ごしませんか。

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