Relife mode編集部が行く! | ワンルームでもすっきり快適に暮らす方法は?

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今回のお悩み
ひとり暮らし歴2年。ずっとワンルームに住んでいるが、レイアウトがワンパターン化してしまいがちで悩んでいる。おまけに、すべてが同じ空間にあるので生活感が出てしまい、どうしてもゴチャッとした印象に……。狭くても、部屋全体をすっきり見せるポイントやレイアウトのコツがあれば知りたい!(25歳・女性/会社員)
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■ワンルームでもすっきりと部屋を広く見せる方法

prof_img2編集部
ベッドや机など、ひとつの空間にすべてを置かなければならないワンルームはゴチャついた印象になりやすいですよね。すっきり見える家具選びのポイントなどはあるのでしょうか?
prof_img_2mamiさん
場所をとってしまうので、できるだけ家具は置かないようにしているんです。どうしても必要な家具に関しては、「折りたためるもの」や「ひとつで二役買ってくれるもの」を選ぶようにしています。例えば、テーブル代わりにしている長机は、必要ないときはしまえるように脚が折りたためるタイプのものです。化粧品など毎日使うものを収納しているカゴは、テーブルとしても使えるようにフラットな蓋付きであったり。
▲mamiさんの家にある長机と収納カゴ。
▲カゴの蓋はテーブルとしても使えるので一石二鳥。
prof_img_2mamiさん
また、部屋にあると圧迫感があるベッドやソファは、ピアノいすと折りたためるマットレスに変えました。ピアノいすは背もたれがないので、一時的な物置台や高いところの荷物を取るときの脚立代わりにもなるので便利です。マットレスも日中折りたたんでおけばソファ代わりになるので、逆に部屋を広く使えて快適になりましたよ。
▲マットレスはソファの代用にも。
prof_img2編集部
いろいろな使い方ができる家具を選ぶことで、空間を確保しているんですね! ワンルームはレイアウトがワンパターン化しやすく、家具の配置に悩んでいる人も多いようなのですが、mamiさんが普段意識していることはありますか?
prof_img_2mamiさん
部屋を広く見せることと、動線を確保することですね。テーブルは部屋の真ん中に置く人が多いと思うのですが、それだと動線を遮ってしまうし、狭く感じてしまうので、私は長机を壁付けにして、部屋の真ん中には物を置かないようにしています。観葉植物やマットレスは日差しの入り方によって毎日コロコロ移動しているので、配置は決めていないですね。
prof_img2編集部
なるほど! 簡単に配置を変えることができれば、レイアウトがワンパターンになることもなくなりますね。
prof_img_2mamiさん
ひとりで簡単に動かせるという点でも、折りたためるタイプのマットレスにしてよかったと思っています。
あと、物件選びのときから意識しているのが部屋のカタチ。長方形の部屋だと配置が限られてしまうので、レイアウトの幅が広がる正方形の部屋を選ぶようにしています。

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ポイント(1) コンパクト&二役使いで家具の数を減らし、壁付けレイアウトで広さと動線も確保すること!
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■自信につながる片付けの手順

prof_img2編集部
ソファやベッドを捨てられたとのことですが、大きな家具を手放すのは勇気がいりますよね。モノを捨てるとき、どのように判断していますか?
prof_img_2mamiさん
予定がなくても、常に引っ越しのときのことを考えるようにしています。最初にひとり暮らしを始めたときは家具や家電を一式揃えていたのですが、その次の引っ越しのときにすごく大変な思いをしてしまって。それがきっかけで、ひとりで動かすのが難しいソファやベッドを手放しました。荷物の量も減らして、いつでも引っ越しできる状態をキープするようにしたんです。引っ越すときに大変だなと思うものは、そもそも買わなくなりましたね。
prof_img2編集部
引っ越し作業が楽になると思うと、なんとなくとっておくこともなくなりそうですね。ただ、いらないものを捨てようと思っても、どこから手を付けていいのかわからないという人も多いかと。そんなときにおすすめの方法があれば教えてください。
prof_img_2mamiさん
女性は洋服から始めるのがいいと思います。服を捨てられないという人は多いので、それができると自信につながるんです。そうすると、ほかの片付けのスピードも進みやすいことが多いですね。また、服に限らないのですが、片付けるときは必ずすべての中身を引き出しから出すことがポイント。実際に手に取ってみると、傷や汚れなどが目について手放す決心がつきやすくなります。それに、元に戻すのが面倒になって、手元に残す量を少なくしたくなる効果も(笑)。ただ、捨てるとなると抵抗があることもありますよね。そこで私は、迷ったものを一旦集めて置いておいて、1~2カ月後に見直すようにしています。そうすると気持ちも楽だし、一度も結局使わなかったとわかれば手放しやすくなります。
▲洋服は気に入ったものを残して、できるだけ着まわしをするようにしているのだとか。
prof_img2編集部
では、「思い出の品」など、使わないけれど捨てられないものはどうしたらいいでしょうか? ワンルームのように収納が限られていると、しまっておく場所にも困ります。
prof_img_2mamiさん
写真やデータに記録として残して、現物は処分しています。ページ数の多い本などは表紙や一部だけデータにして、あとは記憶に託したり。捨てるときって必ず見返すので、不思議と記憶に残りやすいんですよ。ちなみに、書類などもデータ化すれば徹底的に減らせます。それでも捨てたくないものは、ひとつの箱にまとめてしまっておくといいかも。私は姪からの手紙やイラストがどうしても捨てられないので、ファイリングして本棚に入れていますね。

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ポイント(2) 片付けのコツは“全部出し”。思い出の品は「記録」と「記憶」で上手に整理整頓!
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■快適空間を維持する収納ポイント

prof_img2編集部
収納が限られるワンルームは、いくらモノが少なくても雑然とした印象になってしまうということがあります。ワンルームでもゴチャ付いたイメージにならず、部屋をきれいに保つ収納のコツなどはあるでしょうか?
prof_img_2mamiさん
カテゴリ分けをするより、使用頻度で分けて、あまり使わないものは収納し、よく使うものは表に出すというようにしてはどうでしょうか。表に出しておくものは、デザイン性の高いカゴなどにまとめてインテリアの一部にしてしまえばすっきりして見えると思います。また、部屋の中に置くものは白色で統一すると、壁と同化して存在感が薄くなるので、家電などは白で揃えるとよりすっきりしますよ。あとは、すべてのモノに置き場所を決めておくことも部屋をきれいに保つポイントです。昔読んだ本に「学校が大勢の子どもが集まっていても常に整っているのは、モノの場所と掃除の時間が決まっているから」と書かれていて、すごく納得したんです。だから、小学校のロッカーのように、ひとつひとつしまう場所を決めておけば散らかる要素も減らせると思います。
▲家電は白で統一すると壁と同化してすっきりして見える!
prof_img2編集部
しまう場所が決まっていれば、散らかりにくくなりそうですね。それでも、知らず知らずのうちにまた荷物が増えてしまいそうで心配です。すっきりした状態を維持するための秘訣などがあれば教えてください。
prof_img_2mamiさん
一度片付けをすると“残ったものが自分の好きなもの”と明確にわかるので、必要なもの以外買わなくなって、「気づいたらモノが増えていた」という状況にはならなくなりますよ。私も昔は新しいコスメが出るとつい買ってしまっていたのですが、今では本当に欲しいものだけ買うようになりました。何かを買うのも買い替えのときだけ。1個買ったら1個捨てるようにしています。あと、カバンなら「シーズン物のバッグは持たない」というように、マイルールを決めるようになりましたね。季節感があるとワンシーズンしか使えないし、カゴバックのようにかさばったり、特殊な素材だったりするものもあるので、収納に困るんです。バッグ類はクローゼット内のポールにフックで引っ掛けているだけなのですが、リュックの中にトートバッグを入れるなど工夫してコンパクトにしまっているので、折りたためる素材でオールシーズン持てるものを選ぶということは意識しています。

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ポイント(3) 収納は使用頻度で分類して保管場所は固定に。一度片付けると、本当に欲しいものだけを買うようになる!
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■シンプルな暮らしのメリット・デメリット

prof_img2編集部
mamiさんは、今のようなシンプルな暮らしになって変化した部分はありましたか? メリットやデメリットがあればお聞きしたいです。
prof_img_2mamiさん
部屋の掃除がしやすくなったこと。そして、ひとつずつ検討して自分の本当に欲しいものを買うことで、ストレスがなくなったことです。デメリットは……あまり思いつかないですね。強いて言うなら、実家暮らしのときに、母から「そんなに捨てるの?」、ともったいないという目で見られてしまったことくらいかな。あ、あと、私は「紙は全捨て」というのが好きで書類はすべて捨てるのですが、引っ越しで必要な書類までも捨ててしまって困ったことがあります(笑)。
prof_img2編集部
メリットの方が断然大きいんですね。昔から片付けも得意だったのですしょうか?
prof_img_2mamiさん
昔は苦手だったのですが、ひとり暮らしを始めて、自分でインテリアを揃えるようになったことで、モノを大切にする気持ちが強くなりました。好きなものを大切にするために、使わないものを排除していったことで片付けができるようになったんです。基本的に面倒くさがり屋なので、「片付けの手間を省くにはどうしたらいいかな」なんて考えながら片付けの本を読んで、自分に合った片付け方法を見つけられたんだと思います。
prof_img2編集部
モノを大切にする気持ちが、片付けられることに繋がったんですね。mamiさん、ありがとうございました!

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ポイント(4) “好きなものを大切にする気持ち“にフォーカスを当てることがすっきりライフの第一歩!
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■まとめ
今回教えていただいたポイントは以下の4つ。

ポイント(1)コンパクト&二役使いで家具の数を減らし、壁付けレイアウトで広さと動線も確保すること!
ポイント(2) 片付けのコツは“全部出し”。思い出の品は「記録」と「記憶」で上手に整理整頓!
ポイント(3) 収納は使用頻度で分類して保管場所は固定に。一度片付けると、本当に欲しいものだけを買うようになる!
ポイント(4) “好きなものを大切にする気持ち“にフォーカスを当てることがすっきりライフの第一歩!

空間も収納も限られていることで生活感が出やすいワンルームですが、工夫次第ですっきり暮らすことができるようです。そのためには、「ベッドがなきゃいけない」などの固定観念をなくし、持ち物ひとつひとつと向き合うことが大切。レイアウトのポイントや片付けの方法を意識しながら、“好きな物を大切にする気持ち”にフォーカスを当てれば、ワンルームでの快適な暮らしを実現できるのかもしれませんね。