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老後趣味企画 | 未来の自分への投資!老後の趣味を今から始めてみる(後編)

次なる地は巣鴨のすぐ近く「上野公園」へやってきました!
敷地内にある、冬でも咲く桜を見に来ていた方にお話をお聞きしました。

「趣味?競馬だな。福島の競馬場にダチ公と車でパ~っと行くんだわ」
「ダチ公。1レースにどれくらい賭けるんですか?」
「結構賭けるよ?✘✘✘✘✘円くらいかな?」
「じぇ! 人生を賭けている……!」

 

ここで突然、お昼飲みをしていたおじいさんに話しかけられました。

 

「お~~~~~~い!俺にも趣味聞いてくれよ~~~」
「ありがとうございます!さっそくですが、ご趣味はなんですか?」
「俺はね、北海道
「??? 北海道旅行がご趣味なんですか……?」
「ん? いんや、出身が根室なのよ」
「(趣味の話はどこへ…?)あ、でも私も北海道出身ですよ!」
「お!姉ちゃんも道民か~~姉ちゃんよく見たらいい女だね~~~」
「地元びいきありがとうございます!えっと、ところで、ご趣味はありますか??」
神様の夜太鼓(よだいこ)を叩く
「かみさまのよだいこ? って、なんですか???」

俺がアメ横に行ったら、カニが半額になる
「?????」

 

「趣味は飲酒」ということがわかりました。

 

最後に高級住宅街として有名な街「田園調布」にやってきました。噂に違わぬおハイソな町並み。

改札横にあるコンビニがナチュラルローソンなのがもう格式高いです。
さあ聞き込みにいくぞ!

でも……

おじいさんやおばあさんが全然見当たりません。

それから小一時間ほどさまよって、おしゃれな食器店のおばあちゃんにお話を聞くことができました。。

 

「お二人のご趣味はなんですか??」
「私は、スキーね。毎年冬になったら行ってるわね。草津国際スキー場が温泉もあってお気に入りなのよ。行ったら3泊4日くらいしちゃうわね」
「私は茶花かしらね」
「ちゃばな??」
お茶室に飾るお花のことよ、家のお店にも飾ってあるわ」

「すごく繊細なコーディネートですね。假屋崎省吾さんのド派手な生花みたいなのを想像してました」
「うふふ。自分の家の畑で育てた素朴な草花を使って組み合わせているのよ」

 

 

街を歩く元気そうな方々に話を聞いてみると、みなさん何かしら趣味を見つけて人生をエンジョイしていらっしゃいました。やっぱり私も趣味を見つけたい!

 

「よし……気になってたあの趣味を実践するぞ!

 

日比谷にある東宝ダンスホールへ、社交ダンスをしにやってきました!

東宝ダンスホールは、文化の街として名高い日比谷で50年も営業している老舗のダンスホール。ダンスレッスンの他にダンスパーティーイベントも開催しています。なんと、毎日生バンドの生演奏で踊れるすごい場所なんです。

「こんな場所があるなんて知らなかったな……!」

 

社交ダンスをやっているご老人が予想以上に多いことがわかったので、気になって来てしまいました。『Shall we ダンス?』は大好きな映画だし、今のうちに練習すればプロになれちゃうかもしれない!

今回社交ダンスを教えてくださるのは、長年このホールでダンスレッスンを担当しているサン先生とみゆき先生です。ふたりとも「背中に定規入れてるの?」ってくらい姿勢がよくて痺れます。

「今日はよろしくお願いいたします! 社交ダンスのイロハを教えてください!」
「モンゴルさん、社交ダンスの中にも種類があって、モダンスタイルはワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ヴェニーズワルツの5種目があり、ラテンスタイルはチャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイヴの5種目、全部で10種目あるんです」
「横文字が多くて聞き逃しそうでしたが、なんとなく優雅そうなワルツをやってみたいです!」
「それでは基本の姿勢の練習から行きましょう」
「はい!」

「ところでモンゴルさん」

「はい」
「とても素敵なドレスなのですが、練習の時は動きやすい服装で大丈夫なんですよ」

「じぇ?」

 

確かに『Shall we ダンス?』でもみんなラフな服装で練習していたのを思い出しました。

 

「動きやすい服装に着替え、気を取り直して練習再開!」

 

「背筋を伸ばし、骨盤を引き上げましょうね」
「ぐ、ぐぎい……日常生活で意識的に骨盤を引き上げることないからツラい……」
「社交ダンスで何より大切な基礎は「まっすぐ立つこと」です。まずは自分の体の部品の使い方を覚えて、まっすぐ立つところから始めましょう」
「まっすぐ立ってるつもりなのに客観的に見ると歪んでますね……。私には社交ダンスの才能はないかもしれません」
「誰でも最初はまっすぐ立つ練習や歩き方を学ぶところからはじまります。気を落とさずにゆっくりと」
「腰が取れそうです……」

 

先生からの丁寧なレッスンを受けて、かろうじて直立できるようになりました。
次のステップ、サン先生と組んでステップを踏む練習をしたのですが……。

「社交ダンスは相手がいるダンスです。私の呼吸に合わせみてください。」
「呼吸に……? 合わせる……?」

先生の呼吸を感じられず絶望していたら、先生が息をする時「ふう~」と声を出してくれるという神対応をしてくださったので、だんだん踊れれるようになってきました。

「踊れてる~~!! 相手と呼吸がピッタリ一致して踊れた時、すごく気持ちよかったです!
「それが社交ダンスの醍醐味です」

「これ、難しいけどマジで楽しいです……何年くらい練習したら上手になれるんですか?」
「そこは本当に個人差ですね。すぐに上達する人もいれば10年かかってうまくなる人もいます」
「私たち講師も勉強会に行ったりしていますね。社交ダンスは一生勉強です」

「あとは、調子よくうまいよ!うまいよ!と言ってテキトーにやる人より厳しくてもしっかり指導してくれる先生と一緒に踊ることが大事ですね」
「甘やかされてるだけじゃ上達できないってことか~~~! ちなみに、どういう人が上達しやすいですか?」
「やっぱり、言われたことを素直に実践できる人ほど飲み込みが早いと思います」
「なるほど、精進します! でも心配なことがあって……これってペアがいない「ぼっち」でもレッスンに参加してもよいものなのでしょうか?」
「もちろん大丈夫です!最初は先生がついてしっかり指導するので」

 

「先生にとって社交ダンスとはなんですか?」
健康の源ですね」
「健康!確かに、社交ダンスが趣味のご老人も若々しい方ばかりでした!」
「社交ダンスの不思議なところは、今日は元気がないなというときでも踊り終わると不思議と元気が出ていたりすることなんです」
「ペアの人がお互いに元気をもらってるということですか?」
「そうなんです。踊ると元気が出るんです。だから年をとっても続けられるんですよ」
「私も人に自分の元気を分けられたらいいなあ」

体は超絶疲労してるはずなのに、なぜかパワーが溢れてくる……! そんな不思議な感覚になった頃、レッスンは終了しました。

最初、自分だけ社交ダンスの達人になってみんなに威張りたいと思ってたんですが、それより大切な友達や家族とずっと元気に踊っていられるほうが楽しそうです。

 

そして、とても残念なお知らせが。

初めての社交ダンスレッスンで素敵な時間を過ごさせてもらったこの東宝ダンスホール、今年2019年の11月いっぱいで閉館してしまうそうです。

さらに、先生や生バンドのみなさんの再就職先がまだ決まっていないそうです!!!!!

設備もそのままで移転先を絶賛探し中なので、もし良き場所をご存知の方がいればご連絡お待ちしております!

老後の趣味と言わず今からでも社交ダンス、すごく楽しいですよ!

 

(おわり)

 

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