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漢方コラム | 漢方薬剤師が教える、内側から輝くためのビューティケア Vol.3「寒さからくる肩こりの悩み。血巡りの悪さはこの方法で解決!」

■寒いと肩こりになりやすい!

たくさんの人が悩んでいる「肩こり」。日々パソコンやスマホを長時間使用する人や、人前に立ったり緊張することが多い人は、肩こりになりやすい傾向があります。そんな肩こりは、寒い季節になると悪化してしまうことがあります。

・低い気温で、筋肉が凝り固まりやすい
・他の季節に比べて運動量が減る
・服をたくさん着込んだ重みで血行が悪くなる

など、さまざまな原因が複合的に肩こりを引き起こしているようです。

そして漢方では、肩こりは「瘀血(おけつ)」の人がなりやすいとも言われています。瘀血とは、一体どのような状態を指すのでしょうか?

■血巡りが悪い「瘀血(おけつ)」

瘀血とは、漢方でいう血(けつ)が滞ってしまう状態のことを言います。イメージでは、血がドロドロしているような感じです。

瘀血があると、肩こりだけでなく冷え性や便秘、ニキビ、頭痛、腰痛、生理痛、生理不順など、さまざまな症状を引き起こしやすくなります。そして瘀血は長い間放っておくと、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病や、子宮筋腫、子宮内膜症などの婦人科疾患になることも。ちょっと怖いですよね。

瘀血になってしまう原因はさまざまですが、ストレス過多や不規則な睡眠、甘いものの食べ過ぎ、脂っこいものの食べ過ぎなどで悪化してしまいます。日々の生活習慣が血流と密に関係していることが分かりますね。

また、カラダが冷えてしまうことで瘀血は更に悪化します。冬に肩こりが悪化しやすいことが分かっていただけたでしょうか?

■血巡りを改善するには以下の方法があります。

・カラダを冷やさない
冬の血流改善に絶対不可欠なのが、カラダを冷やさないこと。寒い状態が長く続くと血管が収縮し、血が巡りにくくなってしまいます。外出するときは、保温効果の高い服装で出かけてみてください。お腹にホッカイロを貼ることも効果的です。また室内でも足首などを冷やさないように心がけ、部屋着やブランケットなどで寒さを調節してくださいね。

・湯船に浸かる
忙しくて毎日湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまう人もいるのではないでしょうか。1日たった5分でもいいので、お湯に浸かる習慣をつけると血巡りがかなり改善します。全身温まると筋肉が緩むので肩こりには特に効果的。お風呂の中でマッサージをすると更に良いでしょう。

・白湯を飲む
朝晩、白湯をコップ一杯ずつ飲むとカラダの芯から温まり、巡りが良くなります。代謝が上がるので、ダイエットや美容に良い嬉しい効果も。温かいものを飲むとホッと安心感があるので、ココロを安らげ、緊張感を和らげる効果もあります。冷えが気になる人はぜひ試してみてください。

・有酸素運動を心がける
瘀血がある人には特におすすめしたいのが有酸素運動。ヨガや軽いウォーキング、ストレッチなど、しっかりと呼吸をしながら運動することで、全身の循環が良くなります。湯船に浸かったあとだとより効果的。肩こりがひどいときは、肩甲骨周りをよくほぐしてストレッチするのがおすすめです。

■肩こりに効く漢方薬

・桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
瘀血に効く代表的な漢方薬です。血巡りがよくなるので、肩こりだけでなく冷えや便秘、生理痛にも効果的。

・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
瘀血に加え、血が不足しがちな人におすすめの漢方薬。体力虚弱で冷えが強い人はこちらの漢方が合うでしょう。

・葛根湯(カッコントウ)
風邪の漢方として有名な葛根湯ですが、実は肩こりにも効くんです。カラダを温めて筋肉のこわばりを和らげてくれるので、特に緊張型の痛みに効果的。

■最後に

肩こりを改善するためには日々のカラダのケアがとても大切です。まずは寒いと感じたらカラダを温める、ずっと座りっぱなしで動いていなかったら数時間置きに立ってストレッチをしてみる、など、シンプルなことから始めてみてください。

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