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【錦糸町】“遊びと暮らし“の程よいバランス。「繁華街」のイメージを覆す住みよい街

千葉県出身で東京在住の筆者は、地元の友人と会うとき、中間地点の錦糸町をよく利用しています。多種多様な飲食店が立ち並び、ショッピングもできる錦糸町は、友人と休日を過ごすのに最適な場所です。

そんな地元の友人から「錦糸町に住居を構えることにした」と報告を受けたとき、少なからず驚きました。
理由を聞くと「錦糸町って遊ぶだけじゃなくって、案外住みやすい街でもあるんだよ」とのこと。

不動産関係の職に勤める彼女の言葉なので前者の理由にはうなずけますが、今まで錦糸町を「娯楽を楽しむ街」として捉えていたため、後者の意見には少し疑問が残ります。

とはいえ、住まないと見えてこない街の表情もきっとあるはず。
友人の発言を受けて、錦糸町の住みやすさを知るために街に繰り出してみます。

【錦糸町の基本情報】

駅名:JR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町」
ランドマーク: 錦糸公園・オリナス錦糸町

■JR総武線の通勤快速が停車する駅。半蔵門線で渋谷へのアクセスも良好

JR総武線が通る錦糸町駅は、各駅停車だけでなく、快速や通勤快速の停車駅でもあります。
通勤快速に乗れば、千葉方面は船橋駅、東京方面は馬喰町駅まで1駅で行くことが可能。
更に隣駅の秋葉原は、総武線の他にも山手線や京浜東北線・日比谷線・つくばエクスプレスなど5路線が乗り入れる至便な駅です。

また、錦糸町駅は、東京メトロ半蔵門線の接続駅でもあります。半蔵門線は押上から渋谷を結ぶ路線。乗り換えをせず、大手町や表参道まで1本で行くことができます。
JR総武線・東京メトロ半蔵門線の2路線が通る錦糸町は、アクセスの幅がとても広い街だといえるでしょう。

■「不便って何?」駅周辺に5つの商業施設が集結

錦糸町駅を語る上で特筆すべき点は、商業施設の多さ。
南口周辺には、駅直通の「TERMINA(テルミナ)」、構内から出て右手に「丸井 錦糸町店」、左手に「錦糸町PARCO」と、3つの商業施設があります。

それぞれ、食料品・日用品・ドラッグストアなどが入居しているため、日常の買い物に便利。「TERMINA(テルミナ)」には1階から3階にヨドバシカメラが入っており、家電製品の買い物が手軽なのも魅力的。22時まで開店しているため、「PCやスマホ関連のパーツが故障してしまった」なんていうときにも便利です。
また、「錦糸町PARCO」には映画館TOHOシネマのフロアが設けられているので、休日やアフター5の時間も充実しそう。

南口だけでなく、北口方面にも商業施設が豊富。
北口を出て左手にあるのは「アルカキット錦糸町」。ユニクロやGUなどのファストファッション店、DAISOや無印良品などの日用雑貨店のテナントが入っています。

こちらは、北口から徒歩5分のところにある「オリナス錦糸町」。
ここは100店舗もの飲食店やショップ、映画館からなる大型の商業施設。フードコートやトイザらス、子ども服を扱う店が展開されているので、ファミリーのお買い物スポットとしてもおすすめです。

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■鮮魚店に和食にイタリアン――外でも家でもグルメが楽しい街。

錦糸町には商業施設だけでなく、地域密着型の魚屋や八百屋、飲食店がチラホラ。
中でも地域住民が足繁く通うのが、南口から徒歩3分の「魚寅 錦糸町店」です。ここは、大ぶりで新鮮な魚が安価で手に入ることで有名。平日夕方の店内は、真剣な眼差しで魚を吟味する主婦の姿が多く見られました。

「魚寅」の店主がオープンした「高はし」は、人気の和食料理店。
ランチタイムは、なんと11時30分から12時のわずか30分。その30分のために遠方から多くの人が押し寄せるのだとか。近所に住んでいれば、このランチ競争に少し優勢になれるかも。

駅の南口から徒歩5分の京葉道路沿いに店を構える「洋麺バルPastaBA(パスタバ)」。
ランチは自家製の生パスタ、ディナーはパスタの他にも、「イタリア産ハムの盛り合わせ」(1,080円)や「鰯のカルピオーネ」(680円)など、イタリアンやワインを堪能できるイタリアンバルです。

この日は「えびのトマトクリーム」(麺少なめ・990円)を注文。
程よくトマトの酸味が感じられ、クリーミーなえびのソースがもちもち食感の生パスタと絡まり、美味。
歯ごたえのあるえびが6尾入っており、麺少なめながらボリューミーな逸品です。

和食・イタリアンなど、個人商店のこだわりのメニューを楽しむのもよし。
鮮魚店で購入した旬の魚で料理を楽しむのもよし。
外食でも自宅でも、グルメを楽しめるのが錦糸町の魅力のひとつです。

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■駅から徒歩3分。この街の暮らしやすさを象徴する「錦糸公園」

こちらは、錦糸町駅の北口徒歩3分の場所にある「錦糸公園」。駅前にも関わらず、約5600平方メートルある広大な敷地に驚きます。

園内は砂場エリアと芝生エリアに分かれています。砂場エリアには、見るだけでワクワクするロケットモチーフの大型遊具が設置されています。

芝生エリアは、春になると桜の花が咲き誇る花見スポットに。晴れた日は木陰でお弁当を持ち寄り、家族でピクニックするのもよさそう。
繁華街のイメージが強い錦糸町でしたが、少し視点を変えればのどかな風景が顔を見せます。

▲錦糸公園の桜

■これからも更なる発展を期待できる街「錦糸町」

「Silkroad Cafe(シルクロードカフェ)」は、ステージが設けられたカフェ&バー。ライブだけでなく、生バンドの演奏でダンスやショーを観覧することもできます。

今回は、錦糸町を日夜「Silkroad Cafe」のカウンターから眺めているバリスタの藤井雅彦さんに、錦糸町の魅力についてお話を伺いました。

(※以下、「」内は藤井さんのセリフです)

――錦糸町にこのお店をオープンしたきっかけは?
「もともとこの店は、ものづくりをする人たちが交流できるコワーキングスペースとして営業しようとしていたんです。というのも、錦糸町にはものづくりをする職人が多く住んでいるんですよ。近くの浅草橋は古くから工芸の街として知られ、今もアクセサリーやハンドクラフトの材料を販売する店が多くあります。隣町の京島にも昔、皮を加工する工場がたくさんありました。そんな近隣の街の影響で、錦糸町にもものづくりをする人たちが多くいるんです」

――そんな街の住人は、どんな性質の人が多いですか?
「下町ということもあって、面倒見がよく人情味のある人が多いですね。特に昔からこの辺りに住んでいた人は、近所の人とのつながりを大切にする傾向があります。なので、お子さんのいるご家庭は住みやすいと思います」

――錦糸町のどんなところに住み心地のよさを感じますか?
「駅前にはショッピングモールが4つあるので、電車に乗らずとも生活必需品はこの街の中で全て買い揃えることができますね。PARCOとオリナス錦糸町には映画館もあるので、映画好きな人も楽しめるかも。食料品はショッピングモールでも揃いますが、僕自身は野菜やアジア食品が安く売られている『やおしょう』をよく利用しています。錦糸町には買い物や娯楽に必要な要素がギュッと詰まっているんです」

――今までは、娯楽の印象が強かったです。
「南口のダービー通り付近は、依然として繁華街の雰囲気が色濃く残っています。ですが北口は駅前に大きな『錦糸公園』があったりして、印象がまた変わりますね。土日は遠方から公園に遊びに来るファミリーもいるみたいですよ。今まで見られなかった個性的な個人商店も、徐々に増えつつあります。今、街の風景が少しずつ変わる過渡期のような気もしています。錦糸町は、今後の可能性を感じられる街でもありますね」

■人の温かさに触れられる至便な街

駅前に商業施設が立ち並び、大きな公園が構えられ、名店が点在している錦糸町。
「暮らし」に必要なものが凝縮されたこの街は、「繁華街」という、当初の私のイメージを覆す、さまざまな魅力を持った街でした。

錦糸町に住居を構えた友人の「錦糸町は遊ぶだけでなく、住みやすい街」という言葉にも、今ならうなずけます。「繁華街」と一言でくくるのが勿体無い、噛めば噛むほど味が出る街「錦糸町」。ぜひ、一度訪れてみてください。

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ライタープロフィール

いちじく舞
いちじく舞(いちじく まい)
フリーライター・編集者。音楽の専門学校を卒業後、地下アイドル→銀座ホステス→広告モデル→OLという散らかった経歴を経て、ライターとして独立。ものづくりが好き。
Twitter:@ichijiku_mai


編集:児島宏明
Instagram:https://www.instagram.com/iroakikojima/
ディレクター:らんだ(小嶋悠香)
Twitter:@0919randa_work

2019年07月26日
※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。

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